業務・設備紹介

system

最新システムの導入により、業務を一括制御し、徹底した品質管理に努めています。

搬入・保管・搬出の
システム
SYSTEM

サイロ施設を中心とした倉庫業務と、大型荷役機械設備を使った港湾荷役業務が一体となったシステムにより、効率の良い搬入・搬出を実現しています。安心して使える穀物を安定してユーザーに送り出すため、当社は常に努力を続けています。

世界各地から運ばれて来る穀物の「安定供給」を実現

世界各地から運ばれて来る穀物の「安定供給」を実現

※左右にスクロール可能です。

サイロ(Silo)とは

ギリシャ語のSilosから出た言葉で、もともと農産物や牧草の長期貯蔵を目的として、土や楝瓦または木材等で作り、過度の乾燥湿気を防ぐ設備です。現在の機械化された穀物貯蔵用のサイロは主に鉄筋コンクリートや鋼材で建設されています。サイロはまたグレーンエレベーター (Grain Elevator)ともいいます。

搬入・搬出までを自動制御で行うことにより、
省力化・効率化を実現。

搬 入

ニューマチックアンローダー・機械式アンローダー/トラック搬入設備

1.ニューマチックアンローダー・機械式アンローダー/トラック搬入設備

穀物船から、袋詰めされていないバラの状態の穀物を吸い揚げます。また、一部の穀物はトラックで搬入されます。

マグネットドラム及びセパレーター

2.マグネットドラム及びセパレーター

鉄片や木片、石など夾雑物を取り除きます。

計量機

3.計量機

サイロビンへ一定の分量で搬送されます。

サイロ上接続シュート

4.サイロ上接続シュート

接続シュートを通り穀物がサイロビンに保管されます。

保 管

サイロビン

サイロビン

徹底された品質管理の下、種類毎にバラの状態で保管されます。

搬 出

サイロ下ゲート

1.サイロ下ゲート

サイロビンの最下部にあるゲートを開けることにより、穀物が引き出されます。

計量機

2.計量機

サイロビンから、指定した一定の分量が搬送されます。

他社サイロ及び工場送り
隣接したサイロ及び工場へは、直結のコンベヤで送り出します。
コンベヤの様子
一部の工場へは、トラックに積み込み陸送されます。

3.他社サイロ及び工場送り/トラックへ出荷

隣接したサイロ及び工場へは、直結のコンベヤで送り出します。また、一部の工場へは、トラックに積み込み陸送されます。

中央指令室CONTROL ROOM

最新のシステムで一括管理する、
穀物の搬入・搬出作業

この中央指令室は、各サイロの指令室を統合させ、省人省力化を目的とし、平成12年3月、現システムの前身となるFA統括管理システムを構築しました。平成25年8月、新たに全自動制御による効率性・操作性・メンテナンス性・安全性等の向上を目的としたシステムの更新を行い、最新のFA統括管理システムが完成しました。

全てのサイロの状態が一目で確認できる中央指令室

全てのサイロの状態が一目で確認できる中央指令室

中央指令室では、搬入・搬出作業を行っています。最新のシステムを導入したことにより、搬入・搬出の計画に合わせ搬送ラインの構築・起動・計量・停止処理までを全自動で行っています。

全体監視画像

A全体監視画像
(60インチモニター)

搬入系4ライン、搬出系13ライン全ての計量機の稼働状況を確認する画面です。

現場監視画面

B現場監視画面

現場の状況を監視する画面です。24時間録画監視しています。

プラント画面

Cプラント画面

各サイロのプラントの稼働状況を監視する画面です。

搬入・搬出起動画面

D搬入・搬出起動画面

搬入・搬出計画に沿って計量機毎に搬送ライン・ビン番号・数量等の必要な項目を入力し、起動することで停止処理まで自動で行います。

品質管理QUALITY

人の手と監視設備による、
徹底した品質管理

サイロで保管している穀物は、原産地・季節・天候などにより品質状態が異なります。デリケートな穀物の品質を保つため、24時間365日監視を行い品質管理に努めています。

品質確認及び水分測定

サイロビン上部より穀物を採取し、状態を実際に見て保管状況を確認しています。
同時に水分を測定し、品質に変化がないか確認しています。

サイロビン上部より穀物を採取し、状態を実際に見て保管状況を確認しています。同時に水分を測定し、品質に変化がないか確認しています。

サイロビン下部より搬出の直前に穀物の状態を最終確認しています。

サイロビン下部より搬出の直前に穀物の状態を最終確認しています。

中央指令室にて穀温を常時監視

サイロビンの中に穀温測定ケーブルを設置し、常時監視しています。

サイロビンの中に穀温測定ケーブルを設置し、常時監視しています。

設備概要OUTLINE

サイロ(総収容力69,326トン)

第1サイロ
竣工 1966(昭和41)年3月
高さ 26.5m
直径 7.0m
壁圧 20cm
収容力 19,500トン(主サイロ28基・副サイロ18基)
構造 鉄筋コンクリート造り
第2サイロ
竣工 1968(昭和43)年5月
高さ 26.6m
直径 7.0m
壁圧 25cm
収容力 21,516トン(主サイロ38基・副サイロ4基)
構造 鉄筋コンクリート造り
第3サイロ
竣工 第1期1974(昭和49)年9月
第2期1978(昭和53)年3月
高さ 29.5m(1階6.5m福岡市上屋)
直径 7.6m
収容力 28.310トン(主サイロ48基・副サイロ4基)
構造 円筒形鋼板サイロ(胴部二重壁)

機械設備

1. 岸壁(公共)須崎ふ頭2号岸壁

水深12m、延長180m

2. 荷役機械

ニューマチックアンローダー(福岡市所有)400トン/時×1基
機械式アンローダー(福岡市所有)400トン/時×1基

3. 搬入設備

230トン/時×2系列
220トン/時×2系列

4. トラック搬入設備(第1・第3サイロ対応)

200トン/時×1系列

5. 搬出設備

トラック送り
110トン/時×9系列 60トン/時×4系列

工場送り
110トン/時×1系列 60トン/時×2系列 50トン/時×2系列

6. 搬送設備(他社サイロ送り)

420トン/時×1系列

7. その他設備

くん蒸設備(強制送風循環方式)一式
搬入集塵装置一式
搬出集塵装置一式

博多港サイロ内マップ

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